自宅PCとしてIntel NUCを購入したのは2年ほど前です。Win10を入れて 問題なく使っています。最近、内蔵ファンが全開で動くことが多く アプリの同時立ち上げがよくないのかなと思っていました。 また、ビデオミーティング中、突然スリープ状態になることもあり ちょっとおかしいなという状態でした。
先人の知恵を調べるとIntel NUCは筐体小さいため熱がこもりやすいという 特性があり、外付けファンを付けたり縦置きにしたりと魔冷却情報が多数ありました。
まずは、内部の状態を確認して、清掃をしてみました。
裏面の四隅のネジを緩めると内部にアクセスできます。
ケーブルが2本あるので、コネクターを外します。
メモリとSSDも外しましたが、とくに問題はありませんでした。
メインボードは、ネジ2本で止まっているのでネジを外します。 WiFiとBluetoothのアンテナが繋がっているので外します。 非常に細いのでピンセットか小さいラジオペンチが必要です。
ネットワークコネクタ部分を持ち上げるとメインボードが外れます。
メインボードの裏に冷却ファンがねじ止めされているので3か所のネジを外します。
ダクトファンの経路を確認すると、細かいほこりが詰まってます。
これは、冷えません。バイク整備で使っているコンプレッサーを使ってホコリを吹き飛ばします。 ダクトファンのホコリも飛ばしました。
あとは、元どおりに組立ます。
放熱フィン清掃前後のSystem Monitorのキャプチャーです。 定常時のCPU core温度が20度程下がって、ファンが回らないか低速になりました。
清掃前の定常状態
清掃後の定常状態自宅PCのIntel NUCの内部清掃をしたら、平常時のCPU温度が20度程度下がることを確認しました。 購入当初の状態に戻った感じです。年に1,2回は定期的に放熱フィンの清掃が必要だと再認識です。